建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 平成28年
  5. > No.13 住宅団地・集合住宅

平成28年度 一級建築士 計画 No.13を解説、住宅団地・集合住宅に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成28年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.13は、住宅団地及び集合住宅の計画上の特徴に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

取り上げられたのは、茨城県営松代アパート、コモンシティ星田A2、NEXT21、幕張ベイタウンパティオス4番街の4件です。それぞれの計画上のねらいや構成が、正しく説明されているかが問われます。

論点は松代アパートの規模と構成です。複数の住棟が一つの中庭を囲み、最上階を「上の道」と呼ぶ空中歩廊でつないだ中層の集合住宅です。地元で焼かれた瓦を屋根葺材に使い、周辺との融和を図った点が特徴です。

残りの3件は、計画上の特徴の説明が正しい内容です。どんなねらいでつくられたかを押さえると区別しやすくなります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当なもの)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

計画は過去問の反復が効きます。年度別の過去問題集で出題パターンに慣れておくと得点が安定します。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 茨城県営松代アパートを「七つの住棟が二つの中庭を囲む地上3階建ての低層」とする点が誤りです。実際は住棟が一つの中庭を囲み、上層を空中歩廊でつなぐ中層の集合住宅です。
2 ○(正しい) コモンシティ星田A2は、敷地内の緩斜面を活かした緑道の配置や、塀・門を極力設けない外構計画などにより、連続した開放的な外部空間を創り出した戸建ての住宅団地です。記述どおりです。
3 ○(正しい) NEXT21は、二段階供給方式(スケルトン・インフィル分離方式)と環境共生をテーマにし、住戸外壁などの規格化・部品化による可変性の確保や屋上植栽などを試みた集合住宅です。記述どおりです。
4 ○(正しい) 幕張ベイタウンパティオス4番街は、壁面線の位置・高さ・壁面率などの「都市デザインガイドライン」に沿って設計された街区型の集合住宅です。記述どおりです。

選択肢1は、松代アパートを二つの中庭をもつ3階建ての低層とする点が誤りで、実際は一つの中庭を囲む中層の集合住宅です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

茨城県営松代アパートは、複数の住棟が一つの中庭を囲むように配置され、最上階を「上の道」と呼ぶ空中歩廊でつないだ集合住宅です。階数はおおむね6階建ての中層で、選択肢の言う3階建ての低層とは異なります。住棟の数や中庭の数も、記述とは合いません。

一方で、地元で焼かれた瓦を屋根葺材に用い、周辺の景観との融和を図った点は事実です。正しい要素を一部混ぜつつ、棟数・中庭の数・階数を書き換えるのが、この選択肢の引っかけ方です。

ザックリ言えば、松代アパートは一つの中庭を囲み、上層を空中歩廊でつなぐ中層の集合住宅です。低層3階建てで二つの中庭という説明は事実と異なります。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 松代アパート=一つの中庭を囲み上層を空中歩廊でつなぐ中層、地元の瓦を使用
  • コモンシティ星田A2=塀・門を設けない開放的な戸建て住宅団地
  • NEXT21=スケルトン・インフィル分離と環境共生
  • 幕張ベイタウンパティオス4番街=都市デザインガイドラインに沿う街区型

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

茨城県営松代アパートで、住棟の上層をつなぐ「上の道」とは何を指しますか。

住棟どうしをつなぐ空中歩廊です。住棟が一つの中庭を囲み、その上層を歩廊で結ぶ中層の集合住宅です。

Q.

スケルトンとインフィルを分けて供給し、環境共生をテーマとした実験的な集合住宅はどれですか。

NEXT21です。可変性の確保や屋上植栽などを試みた集合住宅です。

平成28年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成28年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>