建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 令和4年
  5. > No.1 建築関連法規・総論

令和4年度 一級建築士 計画 No.1を解説、建築基準法の目的に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和4年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.1は、建築士の業務や建築関連法規の基本に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題で問われていること

  1. 手続きの代理を業として行う建築士の所属
  2. 建築士の委任者に対する注意義務
  3. 建築基準法の目的・基準の性格
  4. 2050年カーボンニュートラルと建築物の取り組み

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

建築基準法は、建築物の敷地・構造・設備・用途に関する「最低の基準」を定める法律です(法第1条)。選択肢3は「平均的な基準を定めている」としていますが、ここが誤りなんですね。

最低の基準なので、これを下回ってはいけませんが、より高い水準で設計することは当然できます。建築基準法は最低の基準(平均ではない)と押さえましょう。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 報酬を得て法令手続きの代理を業として行う場合、建築士事務所への所属が必要。適当です。
2 ○(適当) 建築士は委任者に対し、法律に明記されていなくても一般的に要求される注意義務を負う。適当です。
3 ×(不適当) 建築基準法は最低の基準を定める(法1条)。「平均的な基準」は誤り。
4 ○(適当) 2050年カーボンニュートラルに向け、建築物の省エネ性能確保・向上や再エネ導入拡大が求められる。適当です。

選択肢3は、建築基準法を「平均的な基準」とする点が誤りで、正しくは建築物に関する最低の基準を定めています。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢3のポイント

選択肢3は、建築基準法の目的と基準の性格についての記述です。建築基準法の性格が論点です。

建築基準法第1条は、この法律が「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資する」ことを目的とすると定めています。つまり、ここで定められるのは「ここまでは必ず守らなければならない」という最低ラインであって、「平均的な基準」ではありません。選択肢3はこの「最低」を「平均的な」と置き換えている点が誤りです。

ザックリ言えば、建築基準法=守るべき最低の基準ということです。「平均的な基準」「標準的な基準」などと書いてあれば、最低の基準との取り違えを疑いましょう。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 建築基準法=建築物の敷地・構造・設備・用途に関する最低の基準(法1条/平均ではない)
  • 最低の基準なので、これを上回る設計は当然できる
  • 報酬を得て法令手続きの代理を業として行う=建築士事務所への所属が必要
  • 2050年カーボンニュートラル=建築物の省エネ性能向上・再エネ導入拡大

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

Q.

建築基準法は「平均的な基準」を定めている?

いいえ。建築基準法は、建築物の敷地・構造・設備・用途に関する「最低の基準」を定める法律です(法第1条)。平均的な基準ではありません。

令和4年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和4年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
  • 建築基準法第1条(目的)
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>