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平成30年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.14は、受水槽の保守点検スペース・消火用水槽と地下ピット・バキュームブレーカー・クロスコネクションなど、給水設備に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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給水設備の衛生・安全に関わる基本がまとめて問われます。とくに、上水を汚染から守る考え方が中心です。
引っかけの核心はクロスコネクションです。上水の給水配管と、井戸水など水質の保証されない配管を直接つなぐと、上水が汚染されるおそれがあります。選択肢4は断水対策としてバルブを介して接続すると書いていますが、バルブを介してもこの接続は禁止です。
受水槽の点検スペースや、逆流防止のバキュームブレーカーもあわせて押さえておきましょう。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 上水受水槽の保守点検スペースとして、水槽の上部に100cm、側面および下部にそれぞれ60cmを確保しています。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 上水受水槽と別に設ける消火用水槽として、建築物の地下ピットを利用しています。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 屋外の散水栓において、逆流を防止するためにバキュームブレーカーを設けています。適当な記述です。 |
| 4 | ×(不適当) | 上水給水配管と井戸水配管をバルブを介してでも接続するのはクロスコネクションで禁止です。断水対策で接続するとする点が不適当です。 |
選択肢4は、上水給水配管と井戸水配管をバルブを介して接続するとする点が不適当で、正しくはバルブを介してもクロスコネクションに当たり接続してはなりません。
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クロスコネクションとは、上水の給水系統と、井戸水など水質の保証されない系統が直接つながることをいいます。上水を衛生的に保つため、こうした接続は認められません。
選択肢4は断水時にも水を使えるようにと、バルブを介して両者を接続しています。しかし、弁の故障や誤操作があれば、井戸水が上水側へ流れ込み上水が汚染されるおそれがあります。よってバルブを介しても、この接続は禁止です。
ザックリ言えば、上水と井戸水はバルブを介しても接続してはならないということです。断水対策が必要でも、系統は完全に分けて確保します。
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上水給水配管と井戸水配管を、バルブを介して接続してよい?
いけません。クロスコネクションに当たり、上水汚染のおそれがあるため禁止です。
上水受水槽の保守点検スペースは、上部と側面・下部でそれぞれどのくらい?
上部100cm、側面と下部はそれぞれ60cmを確保します。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月