本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
令和2年度 一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)No.10は、吸音・遮音に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。![]()
多孔質吸音材料、孔あき板の共鳴吸音、単層壁の音響透過損失と質量則、吸音材の表面被覆が問われます。判断の決め手は、単層壁の音響透過損失で、実測値が質量則の予測値より大きいか小さいかです。
引っかけの核心は、単層壁の音響透過損失の実測値が、質量則の予測値より大きくなる、としているところにあります。実測値は、コインシデンス効果などにより質量則の予測値より小さくなる傾向があります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 剛壁に密着させた多孔質吸音材料を厚くすると、低周波数域の吸音率が上昇します。 |
| 2 | ○(正しい) | 孔あき板は、孔と背後空気層が共鳴器(ヘルムホルツ共鳴)として働き吸音します。 |
| 3 | ×(誤り) | 単層壁の音響透過損失の実測値は、質量則の予測値より小さくなる傾向です。大きくとするのは誤りです。 |
| 4 | ○(正しい) | 多孔質吸音材料の表面を通気性の低い材料で被覆すると、高周波数域の吸音率が低下します。 |
選択肢3は、実測値が質量則の予測値より大きくなるとした点が誤りで、実際は小さくなる傾向です。
独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。![]()
単層壁の遮音性能は、まず質量則で予測します。質量則では、壁の面密度が大きいほど、また周波数が高いほど、音響透過損失が大きくなります。
ただし実際の壁では、特定の周波数で壁が曲げ振動と共振するコインシデンス効果が起こり、その付近で透過損失が大きく落ち込みます。低音域でも壁の剛性の影響で予測どおりにはなりません。
このため、単層壁の音響透過損失の実測値は、質量則の予測値より小さくなる傾向です。設問3はこれを「大きくなる」と逆にしています。覚えるべきは単層壁の透過損失は実測値<質量則の予測値(コインシデンス効果で落ちる)ということです。
効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集や独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。![]()
単層壁の音響透過損失の実測値は、質量則の予測値より大きくなる傾向がある。〇か×か。
×。コインシデンス効果などにより、実測値は質量則の予測値より小さくなる傾向です。
剛壁に密着させた多孔質吸音材料を厚くすると、低周波数域の吸音率が上昇する。〇か×か。
〇。多孔質吸音材料は厚くするほど、低周波数域の吸音率が上がります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月