建築士試験 解説ノート

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令和2年度 一級建築士 環境・設備 No.18を解説、消防用設備等に関する誤りを見抜くポイント

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令和2年度 一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)No.18は、消防用設備等に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

屋内消火栓(1号)、補助散水栓、屋外消火栓、連結送水管の放水口について、設置の水平距離が問われます。判断の決め手は、屋外消火栓のホース接続口までの水平距離が40mか50mかです。

引っかけの核心は、屋外消火栓を各部分からホース接続口まで水平距離50m以下とするとしているところにあります。屋外消火栓は水平距離40m以下です。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 1号消火栓は、階ごとに各部分からホース接続口まで水平距離25m以下に設置します。
2 ○(正しい) 補助散水栓は、階ごとに各部分からホース接続口まで水平距離15m以下に設置します。
3 ×(誤り) 屋外消火栓は各部分からホース接続口まで水平距離40m以下です。50m以下とするのは誤りです。
4 ○(正しい) 連結送水管の放水口は、3階以上の階ごとに各部分から水平距離50m以下に設置します。

選択肢3は、屋外消火栓を水平距離50m以下とした点が誤りで、正しくは40m以下です。

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選択肢3のポイント

消火栓や放水口は、建物のどこで火災が起きても届くように、各部分から接続口までの水平距離に上限が決められています。この距離を方式ごとに覚えておくのが攻略の近道です。

整理すると、補助散水栓が15m、屋内消火栓の1号が25m、屋外消火栓が40m、連結送水管の放水口が50mです。屋外消火栓は屋外から建物全体をカバーするので、屋内の消火栓より長い40mが認められています。

設問3は、屋外消火栓を50m以下としていますが、50mは連結送水管の放水口の値です。覚えるべきは屋外消火栓は水平距離40m以下(連結送水管の放水口50mと取り違えない)ということです。数値の混同をねらった引っかけです。

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覚え方

  • 水平距離 補助散水栓15m<屋内消火栓1号25m<屋外消火栓40m<連結送水管放水口50m
  • 屋外消火栓40mと連結送水管放水口50mを取り違えない
  • 屋内消火栓は1号25m、2号・易操作性は短く設定される

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理解度チェック

Q.

屋外消火栓は、建築物の各部分からホース接続口まで水平距離50m以下に設置する。〇か×か。

×。屋外消火栓は水平距離40m以下です。50mは連結送水管の放水口の値です。

Q.

屋内消火栓設備の1号消火栓は、各部分からホース接続口まで水平距離25m以下に設置する。〇か×か。

。1号消火栓は階ごとに、各部分から接続口まで水平距離25m以下とします。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「令和2年度 一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅱ(環境・設備)問題」
  • 消防用設備等(屋外消火栓は水平距離40m以下、屋内消火栓1号25m、補助散水栓15m、連結送水管放水口50m):消防法施行令ほか消防設備の基準
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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