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令和4年度 一級建築士 学科II(環境・設備)No.18は、防災設備に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 百貨店で、防煙区画の各部分から排煙口のいずれかに至る水平距離が30m以下となるよう排煙口を設置する。適当です。 |
| 2 | ○(適当) | 天井高12mのロビーには、放水型ヘッドを使用したスプリンクラー設備を設置する。適当です。 |
| 3 | ×(不適当) | プロパンガス(重い)の検知部は床付近・水平距離4m以内。「天井面付近・水平8m」は都市ガス用で誤り。 |
| 4 | ○(適当) | 劇場の客席誘導灯は、客席内の通路の床面における水平面照度が0.2lx以上となるように設置する。適当です。 |
選択肢3は、プロパンガス用の検知部を「水平距離8m以内・天井面から0.3m以内」とする点が誤りで、プロパンガスは水平距離4m以内・床面付近に設けます。
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選択肢3は、プロパンガス(LPG)用のガス漏れ警報器の検知部をどこに設けるかについての記述です。ガスの比重で設置位置が決まるのが論点です。
ガス漏れ警報器の検知部は、漏れたガスがたまりやすい場所に設けるのが基本です。プロパンガス(LPG)は空気より重いので、漏れると低いところ(床付近)にたまります。そのため検知部は、燃焼機器から水平距離4m以内で、床面から検知部の上端まで0.3m以内の床付近に設置します。
一方、都市ガス(13Aなど)は空気より軽いので天井付近にたまり、検知部は燃焼機器から水平距離8m以内、天井面から検知部の下端まで0.3m以内に設けます。選択肢3はプロパンガスの話なのに、この都市ガス用の数値(水平8m・天井面付近)を当てはめているので誤りですね。
ザックリ言えば、重いプロパンは床付近・水平4m/軽い都市ガスは天井付近・水平8mということです。ガスの比重と設置位置をセットで覚えましょう。
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プロパンガスの検知部は天井面付近・水平8m以内でよい?
いけません。それは都市ガス用です。空気より重いプロパンガスは床付近・水平距離4m以内に検知部を設けます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)
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プロパンガス(LPG)は空気より重いため、漏れると床付近にたまります。そのため検知部は燃焼機器から水平距離4m以内で、床面から検知部上端まで0.3m以内(床付近)に設けます。選択肢3の「水平距離8m以内、天井面から検知部下端まで0.3m以内」は、空気より軽い都市ガス用の基準なので誤りなんですね。
排煙口・スプリンクラー・客席誘導灯の記述は、いずれも正しい。プロパンガスの検知部は床付近・水平4m以内と押さえましょう。