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平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.12は、集合住宅に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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集合住宅の計画用語と、住棟・住戸の型式が問われます。コーポラティブハウス、中廊下型、スキップフロア型、誘導居住面積水準、コンバージョンの5つです。
引っかけの核心は、中廊下型の住棟の向きです。中廊下型は各住戸の日照条件をそろえるため、住棟を南北軸に配置し、住戸を東西向きとすることが多くなります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 記述の内容 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | コーポラティブハウスは、入居希望者が組合を作り、企画・設計から入居・管理までを運営する集合住宅です。用語のとおりです。 | ○(正しい) |
| 2 | 中廊下型は、住棟を東西軸に配置することが多いとした点が誤り。日照を均等にするため南北軸に配置することが多いです。 | ×(誤り) |
| 3 | スキップフロア型は、共用廊下を介さず外気に接する2方向の開口部をもつ住戸を設ける型式です。用語のとおりです。 | ○(正しい) |
| 4 | 4人家族が入居する住戸の都市居住型誘導居住面積水準の目安を、95m²とした。水準の数値に沿っています。 | ○(正しい) |
| 5 | コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅などに用途変更・転用する手法です。用語のとおりです。 | ○(正しい) |
選択肢2は、中廊下型の住棟を東西軸に配置するとした点が誤りで、正しくは日照条件をそろえるため南北軸に配置することが多くなります。
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中廊下型は、廊下の両側に住戸を並べる型式です。片側の住戸だけが南を向くと、住戸ごとに日照条件の差が大きくなります。
そこで住棟を南北軸に沿って配置し、住戸を東西向きにそろえます。こうすると、廊下の両側の住戸が朝日と夕日を分け合い、日照条件の差が小さくなります。
選択肢2は住棟を東西軸に配置するとしていますが、正しくは南北軸に配置することが多くなります。方位と住棟軸の関係は、片廊下型との違いとあわせて覚えておきましょう。
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中廊下型の集合住宅は、住棟を東西軸に配置することが多い。〇か×か。
×。日照条件をそろえるため、住棟を南北軸に配置し、住戸を東西向きとすることが多くなります。
コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅などに用途変更・転用する手法である。〇か×か。
〇。既存ストックを活かす用途変更・転用の手法です。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月