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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.1は、日本の歴史的な建築物に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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厳島神社社殿、東大寺南大門、出雲大社本殿、鹿苑寺金閣、中尊寺金色堂の特徴が問われます。判断の決め手は、出雲大社本殿の大社造りが平入りか妻入りかです。
引っかけの核心は、出雲大社本殿の入口の向きです。大社造りは、切妻屋根の妻側(三角形が見える側)に入口がある妻入りで、平入りではありません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 厳島神社社殿(広島県)は、檜皮葺きの殿堂を回廊で結び、海面に浮かんで見えるように配置した建築物です。 |
| 2 | ○(正しい) | 東大寺南大門(奈良県)は、大仏様(天竺様)の建築様式で、鎌倉時代に再建された建築物です。 |
| 3 | ×(誤り) | 出雲大社本殿(大社造り)を平入りとした点が誤り。大社造りは妻入りです。 |
| 4 | ○(正しい) | 鹿苑寺金閣(京都府)は、方形造りの舎利殿で、最上層を禅宗様仏堂風、二層を和様仏堂風、一層を住宅風とした建築物です。 |
| 5 | ○(正しい) | 中尊寺金色堂(岩手県)は、総漆塗りの金箔押しで仕上げられた方三間の仏堂で、平安時代に建てられた建築物です。 |
選択肢3は、出雲大社本殿を平入りとした点が誤りで、大社造りは切妻屋根の妻側に入口を設ける妻入りです。
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出雲大社本殿は、日本最古級の神社建築様式である大社造りの代表例です。ほぼ正方形の平面に切妻屋根をかけ、屋根の妻側(三角形が見える側)から入る妻入りが特徴です。
これに対し、伊勢神宮の神明造りや、住吉大社の住吉造りは、屋根の流れる長辺側から入る平入りです。妻入りと平入りは、神社様式を見分ける定番の切り口です。
選択肢3は出雲大社本殿を「平入り」としていますが、大社造りは妻入りなので誤りです。大社造り=妻入り、神明造り・住吉造り=平入り、と対で覚えておきましょう。
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出雲大社本殿の大社造りは、平入りの建築物である。〇か×か。
×。大社造りは切妻屋根の妻側に入口を設ける妻入りです。平入りは神明造りや住吉造りです。
東大寺南大門は、大仏様(天竺様)の建築様式で、鎌倉時代に再建された。〇か×か。
〇。東大寺南大門は、重源が取り入れた大仏様(天竺様)の代表例で、鎌倉時代の再建です。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月