建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 平成29年
  5. > No.23 電気設備

平成29年度 二級建築士 計画 No.23を解説、電気設備に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.23は、電気設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

電線管の許容電流、インバータ制御、幹線の電圧降下、受電電圧、配電電圧と供給電力の関係が問われます。判断の決め手は、配電電圧の大小と供給できる電力の関係です。

引っかけの核心は、電圧と電力の向きです。電力は電圧と電流の積なので、電線の太さと長さが同じなら、配電電圧が高いほうが大きな電力を供給でき、電力損失も小さくなります。電圧が小さいほうではありません。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 同一電線管に収める電線本数が多くなると、放熱しにくくなり1本当たりの許容電流は小さくなります。
2 ○(正しい) インバータ制御は省エネルギー性に優れますが、電源系にノイズ(高調波)を発生させる場合があります。
3 ○(正しい) 幹線の電圧降下は、実負荷から電流を算出し、その電流値をもとに計算します。
4 ○(正しい) 受電電圧は、契約電力の大きさに応じて決定されます。
5 ×(誤り) 電線が同一なら配電電圧が小さいほうが大きな電力を供給できるとした点が誤り。高いほうが大きな電力を供給できます。

選択肢5は、電線の太さと長さが同一の場合に配電電圧が小さいほうが大きな電力を供給できるとした点が誤りで、電力は電圧と電流の積のため、配電電圧が高いほうが大きな電力を供給でき、電力損失も小さくなります。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

電力は電圧と電流の積で決まります。電線の太さと長さが同じなら流せる電流の上限は同じなので、電圧が高いほど供給できる電力が大きくなります。

さらに、同じ電力を送る場合、電圧を高くすると必要な電流が小さくなり、電線での電力損失(電流の2乗に比例)が減ります。送電で電圧を高くするのはこのためです。選択肢5は「電圧が小さいほうが大きな電力」と向きを逆にした点が誤りです。

選択肢5は配電電圧と供給電力の関係を反対に述べた点が誤りです。電圧が高いほど大きな電力を送れて損失も小さい、と向きをセットで覚えておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 配電電圧が高いほうが大きな電力を供給でき、電力損失も小さい
  • 電線本数が多いほど1本の許容電流は小さい/幹線の電圧降下は実負荷電流で計算
  • インバータ制御は省エネだが高調波ノイズあり/受電電圧は契約電力で決まる

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

電線の太さと長さが同一の場合、配電電圧が小さいほうが大きな電力を供給できる。〇か×か。

×。電力は電圧と電流の積なので、配電電圧が高いほうが大きな電力を供給でき、電力損失も小さくなります。

Q.

同一の電線管に収める電線本数が多くなると、1本当たりの許容電流は小さくなる。〇か×か。

。本数が増えると放熱しにくくなるため、1本当たりの許容電流は小さくなります。

平成29年 二級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成29年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ(建築計画)問題」
  • 配電電圧が高いほど大きな電力を供給でき損失も小さい/電線本数・電圧降下・インバータ・受電電圧:電気設備の基本
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>