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平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.23は、電気設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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幹線サイズの決め方、分電盤の配置、遮断器・ヒューズの役割、受電方式と契約電力の関係、進相コンデンサが問われます。判断の決め手は、契約電力40kWのときに低圧受電か高圧受電のどちらになるかです。
引っかけの核心は、受電方式の区分です。低圧受電となるのは契約電力が50kW未満のときで、40kWならこの範囲に入るため低圧受電になります。高圧受電になるのは契約電力が50kW以上のときです。記述はこの区分を取り違えています。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 幹線サイズは、許容電流と電圧降下を考慮し、負荷容量と電線の長さから決定します。 |
| 2 | ○(正しい) | 分電盤は、保守・点検が容易で、負荷の中心の近くとなる位置に設けます。 |
| 3 | ○(正しい) | 遮断器やヒューズは、事故発生時に直ちに事故回路を電源から切り離し、事故の拡大を防止する目的で用います。 |
| 4 | ×(誤り) | 想定契約電力40kWで高圧受電となるとした点が誤り。50kW未満は低圧受電で、40kWなら低圧受電です。 |
| 5 | ○(正しい) | 誘導電動機への進相コンデンサの接続は、力率を改善し、無効電流による電力損失を少なくします。 |
選択肢4は、契約電力40kWで高圧受電となるとした点が誤りで、低圧受電は契約電力50kW未満のため、40kWなら低圧受電となります。
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電気の受け方は、必要な電力の大きさで区分されます。契約電力が50kW未満なら、電力会社から低い電圧で直接受ける低圧受電となり、受電のための変圧器(受変電設備)を自前で持たなくてすみます。
契約電力が50kW以上になると、高い電圧で受けて自前の受変電設備で降圧する高圧受電となります。40kWは50kW未満なので、低圧受電の範囲です。
選択肢4は40kWで高圧受電としていますが、正しくは40kWは低圧受電です。50kWを境に低圧と高圧が分かれる、という数値で押さえておきましょう。
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想定契約電力が40kWとなる場合、一般に高圧受電となる。〇か×か。
×。低圧受電は契約電力50kW未満なので、40kWは低圧受電です。高圧受電は50kW以上です。
誘導電動機への進相コンデンサの接続は、力率を改善し無効電流による電力損失を少なくする。〇か×か。
〇。進相コンデンサで力率を改善し、無効電流による損失を減らします。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月