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令和3年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.7は、日照・採光・照明に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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光束、照度、演色性、可照時間、設計用全天空照度が問われます。判断の決め手は、設計用全天空照度が快晴の青空と薄曇りの日でどちらが大きいかです。
引っかけの核心は、設計用全天空照度の大小です。設計用全天空照度は、快晴の青空(約10,000lx)より薄曇りの日(約50,000lx)のほうが大きくなります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 光束は、光源から放射されるエネルギーを、人間の目の感度特性で重みづけした測光量です。 |
| 2 | ○(正しい) | 照度は、光が入射する面の入射光束の面積密度で、明るさを示す測光量です。 |
| 3 | ○(正しい) | 演色性は、物体表面の色の見え方に影響を及ぼす光源の性質です。 |
| 4 | ○(正しい) | 可照時間は、緯度と日付で決まる理論上の値で、天候や障害物の影響を受けません(実際の日照時間は影響を受けます)。 |
| 5 | ×(誤り) | 設計用全天空照度を快晴より薄曇りのほうが小さいとした点が誤り。薄曇りのほうが大きくなります。 |
選択肢5は、設計用全天空照度を快晴の青空より薄曇りの日のほうが小さいとした点が誤りで、薄曇りの日のほうが大きくなります。
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全天空照度は、直射日光を除いた、天空全体(天空光・拡散光)からの水平面の照度です。空がどれだけ明るいかを表します。
快晴の青空は、太陽光が直射日光として届き、空からの拡散光(天空光)は少ないので、全天空照度は小さく約10,000lxです。一方、薄曇りの日は、雲が太陽光を拡散反射して空全体が明るくなるので、全天空照度は大きく約50,000lxになります。
選択肢5は「薄曇りのほうが小さい」としていますが、薄曇りのほうが大きいのが正しい関係です。「快晴の空=青くてまぶしいが、空そのものは暗め」「薄曇り=空全体が白く明るい」とイメージで押さえます。
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設計用全天空照度は、快晴の青空より薄曇りの日のほうが小さな値となる。〇か×か。
×。薄曇りの日(約50,000lx)のほうが快晴の青空(約10,000lx)より大きくなります。薄曇りは雲が光を拡散して空全体が明るいためです。
可照時間は、天候や障害物の影響を受けない。〇か×か。
〇。可照時間は緯度と日付で決まる理論上の値です。実際にどれだけ日が照ったかの日照時間は、天候や障害物の影響を受けます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月