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令和3年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.21は、給排水衛生設備に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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排水トラップの目的、バキュームブレーカ、トラップの封水深、上水の3要素、通気弁が問われます。判断の決め手は、トラップの封水深をいくつにするかです。
引っかけの核心は、封水深の寸法です。トラップの封水深は、管径によらず50〜100mmとします。浅すぎると封水が切れて、臭気や害虫が室内に入ります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 排水トラップを設ける目的は、衛生害虫や臭気などの室内への侵入を防止することです。 |
| 2 | ○(正しい) | ホースなどが接続される給水栓には、逆流(汚水の逆サイホン)を防ぐバキュームブレーカなどを設けます。 |
| 3 | ×(誤り) | 封水深を管径と同じ25mm程度とした点が誤り。封水深は管径によらず50〜100mmとします。 |
| 4 | ○(正しい) | 水道(上水)の3要素は、適度な水圧、需要を満足する水量、水質基準を満たすことです。 |
| 5 | ○(正しい) | 通気弁は、通気管内が負圧のときは空気を吸引し、排水負荷のないときや正圧のときは臭気の室内への侵入を防止します。 |
選択肢3は、封水深を管径と同じ25mm程度とした点が誤りで、封水深は管径によらず50〜100mmとします。
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封水深とは、トラップにたまる水(封水)の深さです。この封水が栓のはたらきをして、排水管からの臭気や害虫が室内に上がってくるのをせき止めます。
封水深は、トラップの管径によらず50〜100mmとします。浅すぎると、蒸発やサイホン作用で封水が切れて、臭気が室内に漏れます。深すぎると、流れが弱くなって汚物がたまりやすくなります(自浄作用の低下)。だから50〜100mmの範囲にします。
選択肢3は「管径25mmと同じ25mm程度」としていますが、25mmでは浅すぎで封水が切れやすく、正しくは50〜100mmです。封水深は管径と関係なく決まる点も押さえます。
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トラップの封水深は、管径が25mmの場合は管径と同じ25mm程度とする。〇か×か。
×。封水深は管径によらず50〜100mmとします。25mmでは浅すぎて封水が切れやすくなります。
排水トラップを設ける目的は、衛生害虫や臭気などの室内への侵入を防止することである。〇か×か。
〇。トラップの封水が栓となって、排水管からの臭気や害虫が室内に入るのを防ぎます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月