建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 令和4年
  5. > No.11 住宅の計画

令和4年度 二級建築士 計画 No.11を解説、住宅の計画に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和4年度 二級建築士試験 学科I(建築計画)No.11は、住宅の計画に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題で問われていること

  1. 江戸間(田舎間)の基準寸法
  2. 玄関インターホンの取付け高さ
  3. 車椅子使用者に配慮した居室出入口前後のスペース
  4. 玄関のくつずりと玄関ポーチの段差
  5. 都市型集合住宅の誘導居住面積水準

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

高齢者に配慮した玄関では、つまずきや車椅子の通行を考えて、出入口の段差はできるだけなくします。やむを得ず段差を設ける場合でも、くつずりと玄関ポーチの高低差は20mm以下が目安です。選択肢4は「30mm」としていて、高齢者配慮としては大きすぎるので誤りなんですね。

江戸間・インターホン・出入口スペース・誘導居住面積水準の記述は、いずれも正しい。玄関まわりの段差は20mm以下と押さえましょう。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 江戸間(田舎間)は柱心間の寸法を基準寸法910mmの整数倍とする。適当です。
2 ○(適当) 玄関インターホンの取付け位置を玄関ポーチの床面から1,400mmとするのは適当です。
3 ○(適当) 車椅子使用者に配慮し、居室出入口前後を段差なし・内法1,400mm×1,400mm程度とするのは適当です。
4 ×(不適当) 高齢者配慮の玄関段差は20mm以下が目安。「30mm」は大きすぎ誤り。
5 ○(適当) 都市型集合住宅で2人世帯の住居床面積を誘導居住面積水準の目安に従い60m²とするのは適当です。

選択肢4は、玄関のくつずりと玄関ポーチの高低差を「30mm」とする点が誤りで、高齢者に配慮するなら20mm以下を目安とします。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢4のポイント

選択肢4は、玄関のくつずりと玄関ポーチの段差についての記述です。高齢者配慮の段差寸法が論点です。

高齢者や車椅子使用者に配慮した住宅では、移動の妨げになる段差をできるだけなくすのが基本です。とくに玄関まわりは、つまずき転倒の起こりやすい場所なので、出入口の段差は原則として設けません。雨仕舞いなどでどうしても段差が必要なときでも、くつずりと外部(玄関ポーチ)の高低差は20mm以下にとどめるのが目安とされています。

選択肢4は、この段差を「30mm」としています。20mmを超えると、つま先が引っかかったり車椅子の前輪が乗り越えにくくなったりするため、高齢者配慮としては大きすぎます。だから不適当な記述ですね。

ザックリ言えば、高齢者配慮の玄関段差は20mm以下ということです。「数mm単位の段差」の許容値を覚えておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 高齢者配慮の玄関段差=くつずりと玄関ポーチで20mm以下(原則は段差なし)
  • 江戸間(田舎間)=柱心間を基準寸法910mmの整数倍
  • 車椅子配慮の居室出入口前後=内法1,400mm×1,400mm程度
  • 都市型2人世帯の誘導居住面積水準=目安60m²

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

Q.

高齢者配慮の玄関の段差は30mmでよい?

大きすぎます。高齢者に配慮するなら、くつずりと玄関ポーチの段差は20mm以下を目安とします(原則は段差なし)。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和4年度 二級建築士試験 学科の試験 学科I(建築計画)問題」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>