建築士試験 解説ノート

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一級建築士の合格率・難易度は?何割落ちるのかを解説

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最終更新:2026年7月(合格率は建築技術教育普及センターの公表値)

合格率10%と聞いて、自分に受かるのか不安になる。

その不安はもっともです。一級建築士は、受験者のおよそ9割が最終合格に届かない難関だからです。

この記事では、令和7年の公表データをもとに、一級の合格率と難易度、二級との違い、そして何を優先すれば届くのかを整理します。

数字は公表値の目安です。最新の正式な結果は建築技術教育普及センターでご確認ください。

一級建築士の合格率はどれくらいか

令和7年の一級建築士試験は、次の結果でした。

区分実受験者合格者合格率
学科27,489人4,529人16.5%
設計製図11,381人3,988人35.0%
総合35,127人3,988人11.4%

学科と製図の両方を突破した総合合格率は11.4%です。年度で上下しますが、一級はおおむね総合10%前後で推移しています。

合格率は年々どう推移しているのか

単年の数字だけでは実感がわきにくいので、直近5年の推移で見ます。総合はおおむね10%前後で、年ごとに学科と製図が上下します。

年度学科設計製図総合
令和3年15.2%35.9%9.9%
令和4年21.0%33.0%9.9%
令和5年16.2%33.2%9.9%
令和6年23.3%26.6%8.8%
令和7年16.5%35.0%11.4%

学科が上がった年は製図が下がるなど、年ごとに難度の重心が動きます。総合の10%前後は5年を通してほぼ変わらず、一級が安定して難関であることが分かります(数値は建築技術教育普及センター公表)。

結局、何割落ちるのか

総合合格率が11.4%ということは、受験者のおよそ9割は最終合格に届かない計算です。

ただ、内訳を見ると景色が変わります。最初の関門である学科で16.5%まで絞られ、そこを抜けて製図まで進めば35.0%が合格します。つまり学科を突破できるかどうかが、最初の大きな分かれ目です。

二級と比べるとどれくらい違うのか

同じ令和7年の二級建築士は、次のとおりでした。

区分一級二級
学科16.5%40.9%
設計製図35.0%46.4%
総合11.4%22.6%

二級の総合合格率は22.6%で、およそ4〜5人に1人です。一級はその半分ほどで、難易度の差ははっきりしています。

他の資格と比べてどれくらい難しいのか

建築・不動産系の主な資格と、合格率の目安で並べます。数値は年により変わるため目安です。

資格合格率の目安位置づけ
一級建築士約10%(総合)建築系の最難関クラス。1,000〜1,500時間が目安
土地家屋調査士約9〜10%一級建築士と同水準の難関
二級建築士約22〜23%一級の前段として定番。500〜1,000時間
一級建築施工管理技士約18〜19%(最終)現場側の主要資格。学習量は一級建築士より少なめ
宅建士約15〜17%300時間前後。入門的な国家資格

合格率と勉強時間の両方で見ると、一級建築士は土地家屋調査士と並ぶ最難関クラスです。宅建や施工管理技士より必要な学習量が一段多いと考えておくと、計画を立てやすくなります。

なぜ一級はここまで難しいのか

難しさの理由は主に4つです。

  • 出題範囲が広い。計画・環境設備・法規・構造・施工の5科目を横断します。
  • 試験は年1回。1年の学習リズムを保つ負担が大きいです。
  • 学科に足切りがある。各科目の基準点を1つでも下回ると、総合点が高くても不合格です。
  • 製図は相対評価。ランクで判定され、図面の完成度で差がつきます。

合格率を上げるには何を優先するか

数字に飲まれる必要はありません。やることははっきりしています。

  • まず学科を突破する。過去問を軸に、5科目で足切りを作らない。
  • 苦手科目こそ重要問題を繰り返す。全体の底上げが総合点に効きます。
  • 製図は第三者の添削を入れて、完成度を上げる。

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よくある質問

Q.

一級建築士は何割が落ちますか。

令和7年の総合合格率は11.4%です。受験者のおよそ9割が最終合格に届かない計算になります。まず学科の突破が最初の分かれ目です。

Q.

二級と一級はどのくらい難易度が違いますか。

令和7年で二級の総合合格率は22.6%、一級は11.4%です。一級は二級の半分ほどの合格率で、難易度は明確に上がります。

Q.

合格までに何年かかりますか。

1回で受かる人は多くなく、複数年かけて合格する人が大多数です。年1回の試験なので、学習を途切れさせない工夫が要になります。

まとめ:数字より、学科突破に集中する

一級建築士は総合合格率11.4%の難関ですが、内訳を見れば最初の壁は学科です。

学科で足切りを作らず突破すれば、製図は35%が受かります。まずは学科の底上げに集中するのが、遠回りに見えて近道です。

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本記事はアフィリエイト広告を含みます。合格率などの数値は令和7年の公表値をもとにした目安で、最新の正式な結果は建築技術教育普及センターでご確認ください。料金・サービス内容は各公式サイトで最新をご確認ください。本記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の対策を整理しています。運営者情報