建築士試験 解説ノート

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必要換気量と換気回数の違い|CO2濃度とザイデルの式(一級建築士 環境・設備)

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必要換気量は室に要る換気の風量そのもの、換気回数はそれを室容積で割った1時間あたりの回数です。試験では、在室者のいる室でCO2濃度を基準に必要換気量を求める点が狙われます。換気の全体は換気のまとめにあります。

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必要換気量と換気回数はどう違うのか

用語 計算 何を表すか
必要換気量 Q [m³/h] 在室者のいる室では、室内のCO2濃度を基準に求める。ザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) 室内の空気質を保つのに必要な換気の風量そのもの(絶対量)。M=室内のCO2発生量、Ci=室内の許容CO2濃度、Co=外気のCO2濃度
換気回数 N [回/h] N=Q/V 1時間あたりの換気量を室容積Vで割った値。室容積に対する比

必要換気量は室に要る風量そのもの[m³/h]、換気回数はそれを室容積で割った室容積比[回/h]です。同じ換気量でも、室が広ければ換気回数は小さく、室が狭ければ換気回数は大きくなります。

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とくに狙われる関係

  • 必要換気量は絶対量[m³/h]、換気回数は室容積比[回/h]です。単位が違います。
  • 在室者のいる室では、室内のCO2濃度を基準に必要換気量を求めます。ザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) で、Mが発生量、Ciが室内の許容濃度、Coが外気濃度です。
  • 室内の許容CO2濃度はおおむね1000ppm(0.1%)、外気のCO2濃度はおおむね400ppm前後です。
  • 換気回数と換気量はN=Q/Vの関係です。換気回数に室容積を掛ければ換気量に戻ります。

過去問での問われ方

必要換気量と換気回数は、一級 環境・設備の換気(No.5〜7あたり)でくり返し問われます。問題本文は公式PDFで確認できます。論点の整理は換気のまとめにあります。

論点 押さえどころ
必要換気量の求め方 在室者のいる室は、室内のCO2濃度を基準にザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) で求める
許容濃度・外気濃度 室内の許容CO2濃度はおおむね1000ppm(0.1%)、外気はおおむね400ppm前後
換気回数との関係 必要換気量と換気回数を同じ量として扱えば誤り。換気回数はN=Q/Vで室容積比

狙われるのは、必要換気量(絶対量)と換気回数(室容積比)の取り違えと、CO2濃度を基準に必要換気量を求める点です。必要換気量は風量そのもの、換気回数はそれをVで割った値、と押さえます。

まちがえやすいポイント

必要換気量=室に要る風量そのもの(絶対量・m³/h)、換気回数=それを室容積で割った室容積比(回/h・N=Q/V)

在室者のいる室では、室内のCO2濃度を基準にザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) で必要換気量を求めます。必要換気量と換気回数を同じものとして扱えば誤りです。

用語の背景まで独学で押さえるのは意外と時間がかかります。要点を絞ったスマホ講義でインプットを短縮したいなら、スタディングの建築士講座を無料で試せます(スキマ時間・大手の約1/10)。

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理解度チェック

Q.

必要換気量と換気回数は、それぞれ何を表す?

必要換気量Qは、室内の空気質を保つのに必要な換気の風量そのもの(絶対量・m³/h)です。換気回数Nは、その換気量を室容積Vで割った1時間あたりの回数(室容積比・回/h)で、N=Q/Vの関係です。

Q.

在室者のいる室で、必要換気量は何を基準に求める?

室内のCO2濃度を基準に求めます。ザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) で、Mが室内のCO2発生量、Ciが室内の許容CO2濃度(おおむね1000ppm)、Coが外気のCO2濃度(おおむね400ppm前後)です。

まとめ

必要換気量Qは室に要る換気の風量そのもの(絶対量・m³/h)、換気回数Nはそれを室容積Vで割った室容積比(回/h)で、N=Q/Vの関係です。在室者のいる室では、室内のCO2濃度を基準にザイデルの式 Q=M/(Ci−Co) で必要換気量を求めます。許容CO2濃度はおおむね1000ppm、外気はおおむね400ppm前後、と押さえれば、換気の量の問題は外しません。

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出典・参考(一次資料・複数資料で確認)

  • 必要換気量Q[m³/h]=室の空気質を保つのに必要な換気の風量。在室者のいる室では室内のCO2濃度を基準に、ザイデルの式 Q=M/(Ci−Co)(M=室内のCO2発生量、Ci=室内の許容CO2濃度、Co=外気のCO2濃度)で求める。換気回数N[回/h]=Q/V(V=室容積)。室内の許容CO2濃度はおおむね1000ppm(0.1%)、外気はおおむね400ppm前後。建築環境工学の標準的な教科書ほか複数資料で照合。
  • 建築技術教育普及センター「一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」各年度。出題内容は公式問題に基づく。
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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