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令和元年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.9は、便房の洗浄ボタン・おむつ交換台・点字表示・一時待避スペースなど、高齢者・障害者等の利用に配慮した建築物の計画(建築設計標準)に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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設計標準は、誰にとって使いやすいかという視点で、配慮の向きや位置が決まります。
引っかけの核心はエレベーターの点字表示です。ボタンが縦配列のとき、点字はボタンの左側に設けるのが基本で、選択肢3は右側としています。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 車椅子使用者用便房で、便器洗浄ボタンをペーパーホルダーの直上に設けるのは、手の届きやすさに配慮した妥当な計画です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 乳幼児用おむつ交換台等を、多機能便房に集約せず男女それぞれの便所内にも設けて利用者の分散を図るのは妥当です。適当な記述です。 |
| 3 | ×(不適当) | ボタンが縦配列のとき、点字表示はボタンの左側に設けるのが基本です。右側に設けたとする点が誤りです。 |
| 4 | ○(適当) | 階段室内に一時待避スペースを設け、助けを求めるためのインターホンを設置するのは妥当です。適当な記述です。 |
選択肢3は、縦配列のボタンの点字表示を右側に設けたとする点が誤りで、設計標準では点字はボタンの左側に設けます。
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エレベーターの籠内の階数ボタンに点字を添えるとき、視覚障害者が点字を読んでからボタンを押せるよう、点字はボタンの左側に設けるのが基本です。
選択肢3は、ボタンが縦配列であることを理由に点字をボタンの右側に設けたとしています。配列にかかわらず点字は左側に置くのが「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」の考え方で、ここが誤りです。
ザックリ言えば、点字はボタンの左側(縦配列でも左)です。
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エレベーターの階数ボタンが縦配列のとき、点字表示はボタンのどちら側に設ける?
左側です。配列によらず左側が基本です。
おむつ交換台を多機能便房だけに集約しないのはなぜ?
利用者の分散を図り、混雑や待ち時間を避けるためです。男女それぞれの便所内にも設けます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月