建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 計画
  4. 令和3年
  5. > No.19 建築積算

令和3年度 一級建築士 計画 No.19を解説、建築積算(数量積算基準)に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和3年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.19は、建築数量積算基準に基づく建築積算に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

数量の定義や、小さな欠除を控除しない基準が問われます。とくに欠除の基準は、材料によって面積のしきい値が変わる点が判断の決め手です。

引っかけの核心は、鉄骨の欠除です。小さな欠除を控除しない基準は、一般には1か所0.5m²以下です。ただし鉄骨や石材は高価なため、より小さい1か所0.1m²以下が基準になります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 計画数量は、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量で、仮設や土工等の数量がこれに該当します。
2 ○(正しい) 主仕上の数量で、器具や換気孔、配管・配線等による仕上の欠除が1か所0.5m²以下なら、原則としてないものとして計測・計算します。
3 ×(誤り) 鉄骨のダクト孔による欠除を1か所0.5m²以下まで控除しないとした点が誤り。鉄骨(と石材)は0.1m²以下が基準です。
4 ○(正しい) 仕上改修で、設計図書に改修に必要な余幅の図示がないときは、適切な余幅を加えて計測・計算します。

選択肢3は、鉄骨の欠除の基準に一般の0.5m²以下を当てはめた点が誤りで、鉄骨や石材は0.1m²以下が基準です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢3のポイント

建築数量積算基準では、開口部やダクト孔などの小さな欠除を「ないもの」として控除しない扱いがあります。基準となる面積は、材料によって変わります。

一般には、1か所0.5m²以下の欠除なら控除しません。ところが鉄骨と石材は、ほかの材料より高価なため、より小さい1か所0.1m²以下が基準です。わずかな欠除でも、もったいないので数量に反映するという考え方です。

選択肢3は、鉄骨のダクト孔に一般の0.5m²以下を当てはめています。鉄骨では0.1m²を超える欠除は控除するため、0.5m²以下まで控除しないという扱いは誤りです。鉄骨・石材は0.1m²、と押さえると見抜けます。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 欠除を控除しない基準=一般(仕上・コンクリート等)は0.5m²以下/鉄骨・石材は0.1m²以下(高価なので小さく)
  • 計画数量=施工計画で求める数量(仮設・土工等)
  • 仕上改修で余幅の図示がなければ、適切な余幅を加えて計測する

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

鉄骨のダクト孔による欠除は、1か所0.5m²以下なら、原則としてないものとして計測・計算する。〇か×か。

×。鉄骨(と石材)は0.1m²以下が基準です。一般の0.5m²以下とは区別します。

Q.

計画数量とは、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量で、仮設や土工等が該当する。〇か×か。

。施工計画によって求める数量で、仮設や土工等の数量がこれに当たります。

令和3年 一級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和3年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
  • 欠除を控除しない基準は一般に1か所0.5m²以下・鉄骨と石材は0.1m²以下・計画数量の定義:建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>