建築士試験 解説ノート

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平成29年度 一級建築士 環境・設備 No.7を解説、昼光・照明に関する誤りを見抜くポイント

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平成29年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.7は、光束・輝度・基準昼光率・設計用全天空照度など、昼光・照明に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

光の量を表す用語と、採光設計に使う数値が並びます。とくに基準昼光率の値を正しく覚えているかが問われます。

引っかけの核心は基準昼光率です。長時間の精密な視作業に必要な基準昼光率は5%程度で、普通の事務室や教室の2%より高く設定されます。選択肢3は精密な視作業に2%を当てており、値が低すぎます。

設計用全天空照度の15,000lxなど、ほかの数値もあわせて覚えると採光問題で取りこぼしが減ります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当なもの)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(適当) 光束は、面を単位時間に通過する光の放射エネルギーを視感度で補正した量です。適当な記述です。
2 ○(適当) 受照面が均等拡散面の場合、輝度は照度と反射率の積に比例します。適当な記述です。
3 ×(不適当) 長時間の精密な視作業の基準昼光率は5%程度です。2%とする点が不適当です。
4 ○(適当) 設計用全天空照度は、普通の日(標準の状態)で15,000lxを用いることが多いです。適当な記述です。

選択肢3は、精密な視作業の基準昼光率を2%とした点が不適当で、精密な視作業では5%程度が必要です。2%は普通の事務室や教室の目安です。

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選択肢3のポイント(ここが誤り)

基準昼光率は、その室で必要な明るさを昼光で確保するために、最低限満たしたい昼光率の目安です。細かい作業ほど高い値が必要になります。

普通の事務室や教室では2%程度が目安です。これに対し、長時間の精密な視作業では5%程度と、より高い昼光率が求められます。選択肢3は精密な視作業に普通の事務室と同じ2%を当てており、値が低すぎます。

ザックリ言えば、精密な視作業の基準昼光率は5%、普通の事務室は2%と段階で覚えます。視作業が細かくなるほど必要な昼光率が上がる、という向きをつかんでおくと取り違えません。

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覚え方

  • 長時間の精密な視作業=基準昼光率5%程度
  • 普通の事務室・教室=基準昼光率2%程度
  • 設計用全天空照度=普通の日で15,000lx
  • 均等拡散面の輝度=照度×反射率に比例

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理解度チェック

Q.

長時間の精密な視作業に必要な基準昼光率は、おおよそ何%?

5%程度です。普通の事務室や教室の2%より高く設定します。

Q.

設計用全天空照度は、普通の日でいくらを用いることが多い?

15,000lxです。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「平成29年度 一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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