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令和元年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.13は、長方形ダクトのアスペクト比・高圧ダクト・吹出し風速・水蓄熱槽など、空調・ダクトに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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ダクトや蓄熱槽の数値・形状の目安を覚えているかが問われます。とくにダクトの断面形状は摩擦抵抗や搬送動力に直結します。
引っかけの核心は長方形ダクトのアスペクト比です。アスペクト比(長辺対短辺)はできるだけ小さく、4以下が望ましいとされます。選択肢1は6対1としていますが、これは大きすぎて摩擦抵抗や材料・搬送動力が増えるため不適当です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | 長方形ダクトのアスペクト比は4以下が望ましく、正方形に近いほど有利です。6対1は大きすぎます。不適当です。 |
| 2 | ○(適当) | 高層建築物で低圧ダクトとするとダクトスペースが大きくなるため、風速を上げてダクトを小さくできる高圧ダクトとします。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 天井から下向きの軸流吹出しでは、居住域上面の風速を0.5m/s以下に抑えてドラフトを防ぎます。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 水蓄熱槽は、高温水と低温水を可能な限り分離して混ざりを抑えることで、蓄熱性能を発揮させます。適当な記述です。 |
選択肢1は、長方形ダクトのアスペクト比を6対1とする点が誤りで、正しくは4以下が望ましく正方形に近づけます。
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アスペクト比は、長方形ダクトの長辺と短辺の比です。同じ断面積でも、平たいダクトほど周長が長くなり、空気と触れる面が増えて摩擦抵抗が大きくなります。
摩擦抵抗が増えれば送風機の搬送動力も増え、板材の使用量も多くなります。だからアスペクト比は4以下に抑え、できるだけ正方形に近づけるのが望ましいとされます。
ザックリ言えば、長方形ダクトは正方形に近いほど有利で、アスペクト比は4以下が望ましいということです。6対1は望ましい範囲を超えています。
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長方形ダクトのアスペクト比は、どのくらいに抑えるのが望ましい?
4以下が望ましいです。平たくするほど摩擦抵抗や搬送動力が増えるため、正方形に近づけます。
高層建築物で高圧ダクトを採用するのはなぜ?
低圧ダクトだとダクトスペースが大きくなるためです。風速を上げてダクト断面を小さくできます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月