建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 一級建築士 環境・設備
  4. 令和3年
  5. > No.13 機械換気設備

令和3年度 一級建築士 環境・設備 No.13を解説、機械換気設備の換気量に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和3年度 一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)No.13は、機械換気設備の換気量に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

各室の用途と人数(または床面積)に対して、設定した換気量が足りているかが問われます。人がいる室は、在室人員から必要換気量を見積もるのが判断の決め手です。

引っかけの核心は、劇場の客席です。在室人員に基づく必要換気量は、1人当たりおおむね30m³/hを目安にします。400席なら12,000m³/h必要で、6,000m³/hでは足りません。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 事務室(40席)の1,200m³/hは、40人×30m³/h=1,200m³/hで、必要換気量を満たします。
2 ○(正しい) 喫茶店の客席(40席)の1,200m³/hは、40人×30m³/h=1,200m³/hで、必要換気量を満たします。
3 ×(誤り) 劇場の客席(400席)を6,000m³/hとした点が誤り。400人×30m³/h=12,000m³/hが必要で、6,000m³/hでは足りません。
4 ○(正しい) 自走式屋内地下駐車場(1,000m²)の14,000m³/hは、床面積当たり約14m³/(h·m²)で、目安を満たします。

選択肢3は、劇場客席400席の換気量を6,000m³/hとした点が誤りで、400人分として12,000m³/h程度が必要です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢3のポイント

人がいる室の必要換気量は、在室人員をもとに見積もります。CO₂濃度を一定以下に保つ目安として、1人当たりおおむね30m³/hを使います。

劇場の客席は400席=在室400人とみなせます。必要換気量は、400人×30m³/h=12,000m³/hです。設定された6,000m³/hは、必要量のおよそ半分で、明らかに足りません。客席のように人が密集する室ほど、必要換気量は大きくなります。

他の3つは妥当です。事務室・喫茶店の客席は40人×30m³/h=1,200m³/h。自走式駐車場は人ではなく床面積で見積もり、1,000m²×約14m³/(h·m²)=14,000m³/hです。選択肢3だけが、人数に対して換気量が不足しています。

効率よく仕上げるなら、一級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 在室人員の必要換気量=1人当たり約30m³/h(劇場400席なら12,000m³/h必要・6,000は不足)
  • 事務室・喫茶店の40席=40×30=1,200m³/h
  • 自走式屋内駐車場は床面積で見積もる(約14m³/(h·m²))

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

劇場の客席(400席)の換気量は、6,000m³/hあれば必要換気量を満たす。〇か×か。

×。1人当たり30m³/hなら400人×30=12,000m³/hが必要で、6,000m³/hでは足りません。

Q.

人が在室する室の必要換気量は、1人当たりおおむね30m³/hを目安に見積もる。〇か×か。

。CO₂濃度を一定以下に保つ目安として、1人当たり約30m³/hを用います。

令和3年 一級建築士 環境・設備 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和3年度 一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅱ(環境・設備)問題」
  • 在室人員の必要換気量は1人当たり約30m³/h(劇場客席400席は12,000m³/h必要)・自走式駐車場は床面積当たり約14m³/(h·m²):機械換気設備の換気量
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>