建築士試験 解説ノート

建築士試験 解説ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 計画
  4. 平成28年
  5. > No.3 建築環境工学

平成28年度 二級建築士 計画 No.3を解説、建築環境工学に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.3は、建築環境工学に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

建築環境工学の基礎用語について、意味の正しさが問われます。二酸化炭素、大気放射、熱放射、昼光率、クロ値の5つです。

引っかけの核心は、大気放射の説明です。大気放射は大気が地表面に向けて放つ長波長放射のことで、直達日射の説明ではありません。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

各選択肢の正誤

選択肢 記述の要点 正誤
1 二酸化炭素は、無色・無臭で空気より重い気体です。 ○(正しい)
2 大気放射を、地表面に直接到達する日射と説明した点が誤り。これは直達日射のことで、大気放射は大気が放つ長波長放射です。 ×(誤り)
3 熱放射は真空中でも生じ、物体から他の物体へ直接伝わる熱移動です。 ○(正しい)
4 昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の昼光照度の比率です。 ○(正しい)
5 クロ値は、衣服の断熱性を表す指標です。 ○(正しい)

選択肢2は、大気放射を地表面に直接到達する日射としている点が誤りで、正しくは大気(雲や水蒸気など)が地表面に向けて放つ長波長放射です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント

直達日射は、太陽から大気を通り抜けて地表面へまっすぐ届く日射です。途中で大気に吸収・散乱される分を除いた、地表面に直接到達する成分を指します。

これに対して大気放射は、大気そのものが熱を帯びて地表面に向けて放つ長波長放射です。夜間にも生じ、地表面の冷え込みをやわらげます。太陽から届く直達日射とは、向きも発生源も異なります。

選択肢2は大気放射を直達日射のように説明していますが、正しくは大気からの長波長放射です。放射の発生源が太陽か大気かで見分けましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

覚え方

  • 大気放射=大気が放つ長波長放射/直達日射(太陽から直接届く日射)とは別物
  • 昼光率=室内の昼光照度÷全天空照度/クロ値=衣服の断熱性
  • 熱放射は真空中でも伝わる(伝導・対流と違う)

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

大気放射とは、太陽から大気を通って地表面に直接到達する日射のことである。〇か×か。

×。それは直達日射の説明です。大気放射は大気が放つ長波長放射です。

Q.

昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の昼光照度の比率である。〇か×か。

昼光率は屋外の明るさに対する室内の明るさの割合です。

平成28年 二級建築士 計画 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成28年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ(建築計画)問題」
  • 大気放射=大気からの長波長放射/直達日射=地表面に直接到達する日射:建築環境工学の基本
建築士試験 解説ノート

編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

Topへ >>