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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)No.10は、屋外気候に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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屋外の気候要素が問われます。快晴日の絶対湿度、風速増加率、冷房デグリーデー、風配図の読み方、放射冷却による陸屋根表面の温度を整理します。
引っかけの核心は、快晴の夜間に陸屋根の外気側表面温度が高くなるか低くなるかです。快晴の夜は放射冷却が強く、外気側表面温度は外気温より低くなりやすいです。曇天日のほうが放射冷却が弱く、表面温度は下がりにくくなります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 快晴日の屋外の絶対湿度は、1日の中ではあまり変化しません。 |
| 2 | ○(正しい) | 風速増加率が1.0は、建築前後で風速の変化がないことを表します。 |
| 3 | ○(正しい) | 冷房デグリーデーは、その値が大きいほど冷房負荷が大きくなります。 |
| 4 | ○(正しい) | 風配図は、円の中心から遠いほど、その風向の発生頻度が高いことを表します。 |
| 5 | ×(誤り) | 冬期夜間の陸屋根の外気側表面温度が曇天日より快晴日のほうが高くなりやすいとした点が誤り。快晴日は放射冷却で低くなりやすいです。 |
選択肢5は、冬期夜間の陸屋根の外気側表面温度が曇天日より快晴日のほうが高くなりやすいとした点が誤りで、快晴日は放射冷却が強く外気温より低くなりやすくなります。
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物体は、周囲の空や大気に向けて熱を赤外線として放出しています。これが夜間放射(放射冷却)で、雲があると雲からの逆放射で相殺され、放射冷却は弱まります。
快晴の夜間は雲による逆放射が少ないため放射冷却が強く、屋根の外気側表面から熱が逃げて、表面温度は外気温より低くなりやすくなります。曇天日は放射冷却が弱く、表面温度は下がりにくく、快晴日より高めに保たれます。
選択肢5は快晴日のほうが表面温度が高くなりやすいとしていますが、放射冷却の効く快晴日は低くなりやすいのが正しい向きです。晴れた冬の夜ほど冷える、と結びつけて覚えましょう。
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冬期の夜間、陸屋根の外気側表面温度は、外気温が同じなら曇天日より快晴日のほうが高くなりやすい。〇か×か。
×。快晴日は放射冷却が強く、外気側表面温度は外気温より低くなりやすいです。曇天日のほうが下がりにくくなります。
風配図は、円の中心から遠いほど、その風向の発生頻度が高いことを表す。〇か×か。
〇。風配図は、中心から放射状に各風向の頻度を示し、外側へ伸びるほど発生頻度が高いことを表します。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月