建築士試験 解説ノート

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給湯方式の違い|局所式・中央式/瞬間式・貯湯式(一級建築士 環境・設備)

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給湯は「どこで加熱するか」で局所式と中央式、「どう温めるか」で瞬間式と貯湯式に分かれるのが基本です。試験では、規模との相性と配管の熱損失が狙われます。給排水の全体は給排水のまとめにあります。

給湯方式(局所式と中央式)の違いの図。局所式は使う場所ごとに給湯器を置く。中央式は1か所でまとめて湯を作り、配管で各所へ配る(配管が長く熱損失に注意)。
局所式(使う場所ごとに給湯器)と中央式(1か所で作り配管で配る)の違い

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給湯方式はどう違うのか

方式 加熱・供給のしくみ 向く規模・特徴
局所式(個別式) 給湯する場所ごとに加熱する 配管が短く熱損失が小さい。住宅・小規模向き
中央式(セントラル) 機械室でまとめて加熱し、配管で各所へ送る ホテル・病院など大規模向き。返湯管で循環する
瞬間式 必要なときに瞬間的に加熱する(ガス瞬間湯沸器など) 貯湯しない。省スペース
貯湯式 貯湯タンクに湯を貯めて供給する 同時使用のピークに対応しやすい

局所式は配管が短く熱損失が小さい、中央式は大規模向きで返湯管により循環するのが要点です。加熱の場所(局所・中央)と、温め方(瞬間・貯湯)は別の切り口なので、組み合わせて整理します。

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とくに狙われるポイント

  • 局所式(個別式)は、給湯する場所ごとに加熱するので配管が短く、熱損失が小さいです。住宅や小規模の建物に向きます。
  • 中央式(セントラル)は、機械室でまとめて加熱して各所へ送る大規模向きの方式で、湯温を保つために返湯管による循環を用います。
  • 瞬間式は、必要なときに瞬間的に加熱するので貯湯しない方式です。ガス瞬間湯沸器などが代表例です。
  • 貯湯式は、貯湯タンクに湯を貯めておくので、同時使用が重なるピークに対応しやすい方式です。

過去問での問われ方

給湯方式は、一級 環境・設備の給排水・給湯の分野でくり返し問われます。問題本文は公式PDFで確認できます。論点のまとめは給排水のまとめにあります。

狙われるのは、局所式と中央式の規模・熱損失の向きと、瞬間式(貯湯なし)・貯湯式(ピーク対応)の役割です。局所式は配管が短く熱損失が小さい、中央式は大規模で返湯管を循環させる、と押さえます。

まちがえやすいポイント

局所式は熱損失が小さく住宅向き、中央式は大規模向きで返湯管により循環する。瞬間式は貯湯せず、貯湯式はピークに対応しやすい

「局所式は熱損失が大きい」「中央式が住宅向き」「瞬間式が湯を貯める」と書いてあれば誤りです。加熱の場所と温め方をそれぞれ逆に入れ替える引っかけに注意します。

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理解度チェック

Q.

局所式(個別式)と中央式(セントラル)は、どう違う?

局所式は給湯する場所ごとに加熱する方式で、配管が短く熱損失が小さく、住宅や小規模向きです。中央式は機械室でまとめて加熱して配管で各所へ送る方式で、ホテルや病院など大規模向きで、返湯管により循環させます。

Q.

瞬間式と貯湯式は、どう違う?

瞬間式は必要なときに瞬間的に加熱する方式で、湯を貯めません(ガス瞬間湯沸器など)。貯湯式は貯湯タンクに湯を貯めて供給する方式で、同時使用が重なるピークに対応しやすいのが特徴です。

まとめ

給湯は、加熱する場所で局所式と中央式に、温め方で瞬間式と貯湯式に分かれます。局所式は配管が短く熱損失が小さい住宅向き、中央式は返湯管で循環させる大規模向きです。瞬間式は湯を貯めず、貯湯式はピークに対応しやすい、と押さえれば、給湯方式の問題は外しません。

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出典・参考(一次資料・複数資料で確認)

  • 給湯方式は、加熱する場所で局所式(個別式)と中央式(セントラル)に、温め方で瞬間式と貯湯式に分類される。局所式は配管が短く熱損失が小さく住宅・小規模向き、中央式は機械室で加熱し返湯管で循環させる大規模向き。瞬間式は貯湯せず、貯湯式は貯湯タンクでピークに対応しやすい。建築設備の標準資料・複数資料で照合。
  • 建築技術教育普及センター「一級建築士試験 学科の試験 学科II(環境・設備)問題」各年度。出題内容は公式問題に基づく。
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「環境・設備」を過去問から整理しています。運営者情報

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