建築士試験 解説ノート

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令和3年度 一級建築士 計画 No.8を解説、建築物各部の高さに関する誤りを見抜くポイント

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令和3年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.8は、建築物の各部の高さに関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

おむつ交換台、車椅子使用者用のスイッチ、フロントカウンター、パーティションと、寸法の数値が並びます。誰がどんな姿勢で使うかをイメージすれば、合っているか判断できます。

引っかけの核心は、おむつ交換台です。立った介助者が赤ちゃんを寝かせて使うため、台の高さは約80cmが標準です。50cmでは低すぎて、かがんで使うことになります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 乳幼児用おむつ交換台の高さを50cmとした点が誤り。立った介助者が使うため約80cmが標準で、50cmでは低すぎます。
2 ○(正しい) 車椅子使用者用トイレのドア開閉用押しボタンスイッチを110cmとするのは、座ったまま手が届く範囲で適切です。
3 ○(正しい) ホテルのフロントカウンターを一般用100cm、車椅子使用者用70cmと高さを分けるのは適切です。
4 ○(正しい) 椅子に座ったときの目線を遮るパーティションを120cmとするのは、座位の視線の高さを越えるため適切です。

選択肢1は、おむつ交換台の高さを50cmと低くした点が誤りで、立って使う台としては約80cmが標準です。

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選択肢1のポイント

乳幼児用おむつ交換台は、介助者が立ったまま赤ちゃんを寝かせて、おむつを替えるための台です。使う人は立った大人なので、台の高さは立ち作業がしやすい約80cmに合わせます。

市販品のマット面の高さもおおむね80cm前後で、台全体では90cm程度になります。50cmでは低すぎて、介助者が大きくかがむことになり、腰に負担がかかって使いにくくなります。座って使う台ではない点が判断の決め手です。

他の3つは、いずれも使う人の姿勢に合った数値です。車椅子使用者用スイッチ110cmは座位で手が届き、カウンターは一般100cm・車椅子70cmの2段で対応し、座位の目線(おおむね120cm前後)を遮るパーティション120cmも理にかなっています。

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覚え方

  • おむつ交換台=立って使う→高さ約80cm(50cmは低すぎ)
  • 車椅子使用者用スイッチ・操作部=おおむね100〜110cm(座位で届く高さ)
  • カウンターは一般100cm・車椅子70cmの2段/座位の目線は約120cm

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理解度チェック

Q.

乳幼児用おむつ交換台の高さは、50cm程度とするのが適切である。〇か×か。

×。立った介助者が使うため約80cmが標準です。50cmでは低すぎます。

Q.

車椅子使用者用トイレの押しボタンスイッチの高さは、110cm程度が適切である。〇か×か。

。座ったまま手が届く100〜110cm程度が適切です。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「令和3年度 一級建築士試験 学科の試験 学科I(計画)問題」
  • おむつ交換台のマット面高さは約80cm(立位の介助作業に対応)・車椅子使用者用操作部の高さ・フロントカウンターの2段構成:建築計画・バリアフリーの基本寸法
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編集・解説

建築士試験 解説ノート編集部

建築業界の実務経験をもとに、一級・二級建築士試験の「計画」を過去問から整理しています。運営者情報

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