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令和4年度 一級建築士試験 学科I(計画)No.18は、建築士事務所の業務報酬基準(告示第98号)に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 直接人件費は、人件費の1日当たりの額に、業務に従事する延べ日数を乗じた額の合計とする。適当です。 |
| 2 | ×(不適当) | 照合の基準は設計図書。「施工図と照合・施工図のとおりに実施」とする点が誤り。 |
| 3 | ○(適当) | 質疑書が出たら、設計図書の品質確保の観点から検討し、必要に応じ設計者に確認して回答する。適当です。 |
| 4 | ○(適当) | 工程表について工期・品質確保のおそれを検討し、おそれがあれば建築主に報告する業務が含まれる。適当です。 |
選択肢2は、工事監理の標準業務を「施工図と照合し、施工図のとおりに実施されているか確認」とする点が誤りで、正しくは設計図書と照合し、設計図書のとおりに実施されているかを確認します。
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選択肢2は、工事監理の標準業務で、何を基準に工事を照合するかについての記述です。照合の「ものさし」が論点です。
工事監理とは、工事を設計図書と照合し、設計図書のとおりに実施されているかを確認することです(建築士法でもそう定義されています)。設計図書は、建築主の意図と法令適合を反映した「正解」にあたるもので、工事監理はこの設計図書を基準に現場をチェックするわけです。
一方、施工図は、施工者が工事をしやすいように設計図書をもとに作成する詳細図です。あくまで施工者側の図面なので、これを照合の基準にしてしまうと、設計図書からのズレを見逃すおそれがあります。だから工事監理の標準業務は、施工図ではなく設計図書と照合し、設計図書のとおりに実施されているかを確認するのが正しいんですね。選択肢2は、この基準を「施工図」とすり替えているので誤りです。
ザックリ言えば、工事監理の照合の基準は設計図書(施工図ではない)ということです。「施工図のとおりか確認」という言い回しに引っかからないようにしましょう。
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工事監理は施工図と照合して確認する業務?
違います。工事監理は、工事を設計図書と照合し、設計図書のとおりに実施されているかを確認する業務です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)
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工事監理の標準業務は、工事が設計図書のとおりに実施されているかを、設計図書と照合して確認する業務です。選択肢2は「施工図と照合し、施工図のとおりに実施されているかを確認する」としていますが、照合の基準が施工図になっている点が誤りなんですね。
直接人件費・質疑書対応・工程表の記述は、いずれも正しい。工事監理は設計図書と照合し設計図書どおりかを確認と押さえましょう。