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平成28年度 二級建築士 学科II(建築法規)No.7は、荷重・外力や許容応力度など構造強度に関する問題です。
この問題では、5つの記述のうち、誤っているものを選びます。
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※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | モルタルの固定荷重は仕上げ厚さ1cmにつき200N/m²で、150N/m²ではありません(令84条)。 |
| 2 | ○(正しい) | ローム層の長期に生ずる力に対する許容応力度は、地盤調査を行わない場合50kN/m²とできます(令93条)。正しい記述です。 |
| 3 | ○(正しい) | 構造用鋼材であるステンレス鋼の短期の圧縮・引張り・曲げの許容応力度は、いずれも基準強度と同じ値です(令96条)。正しい記述です。 |
| 4 | ○(正しい) | 雪下ろしの慣習のある地方では、垂直積雪量が1mを超える場合でも、実況に応じて垂直積雪量1mまで減らして積雪荷重を計算できます(令86条6項)。正しい記述です。 |
| 5 | ○(正しい) | 屋根ふき材・外装材・屋外に面する帳壁は、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算で風圧に対する安全を確かめなければなりません(令82条の4)。正しい記述です。 |
選択肢1は、モルタルの固定荷重を150N/m²とする点が誤りで、正しくは仕上げ厚さ1cmにつき200N/m²です。
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固定荷重の問題では、令84条の表に載っている単位荷重の数値そのものが問われます。モルタルはよく出る材料です。
モルタルの単位荷重は、仕上げ厚さ1cmにつき床面積1m²あたり200N/m²です。厚さが2cmなら400N/m²というように、厚さに比例して増えます。選択肢1はこの200N/m²を150N/m²と小さく置き換えています。
数値の暗記が問われる肢は、置き換えられた値に気づけるかどうかで決まります。モルタル200N/m²のほか、コンクリートやプラスターなど表の主要な値をあわせて確認しておくと安心です。モルタルは仕上げ厚さ1cmにつき200N/m²(令84条)と押さえておきましょう。
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モルタル塗床の固定荷重は、仕上げ厚さ1cmにつき床面積1m²あたり150N/m²で計算できる?
200N/m²です(令84条)。モルタルの単位荷重は仕上げ厚さ1cmにつき200N/m²で、150N/m²ではありません。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月(出題時点の法令に基づく)
正解:選択肢1(これが誤っている記述)
建築関係法令集 法令編(総合資格)
法規は試験中に条文を引いて解く科目です。線引きした法令集が一冊あると確実です。
選択肢1は、モルタル塗としたコンクリート造の床の固定荷重を、仕上げ厚さ1cmごとに床面積1m²につき150N/m²で計算できるとしていますが、これが誤りです。令84条の表では、モルタルの単位荷重は仕上げ厚さ1cmにつき床面積1m²あたり200N/m²とされています。
150N/m²という値ではありません。数値を小さく置き換えて固定荷重を過小に見せる引っかけです。モルタルの固定荷重は1cmにつき200N/m²(令84条)と押さえます。