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平成28年度 一級建築士試験 学科II(環境・設備)No.1は、PMV・照度・プルキンエ現象・残響室法吸音率など、環境工学の用語に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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温熱・光・音と、分野の違う指標が並びます。それぞれが「何を測る量か」を取り違えずに言えるかが問われます。
引っかけの核心は照度です。照度は面に入る光の量を表す指標で、不快グレアの評価に使うのは輝度です。選択肢2は照度をグレアの評価指標としており、ここが誤りです。
残るPMV、プルキンエ現象、残響室法吸音率は、いずれも定義どおりの正しい記述です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(最も不適当なもの)
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| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | PMVは、気温・放射温度・湿度・気流速度の4要素に、代謝量と着衣量を加えた温熱環境指標です。適当な記述です。 |
| 2 | ×(不適当) | 不快グレアの評価に用いるのは輝度であり、照度ではありません。照度をグレアの評価指標とする点が不適当です。 |
| 3 | ○(適当) | プルキンエ現象は、暗所視で比視感度の最大波長が短波長側へずれる現象です。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 残響室法吸音率は、試料を置いた場合と置かない場合の残響時間を測り、その値から算出します。適当な記述です。 |
選択肢2は、不快グレアの評価指標を照度とする点が不適当で、グレアを評価するのは光源面のまぶしさを表す輝度です。
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照度は、面に届く光の量(lx=ルクス)を表します。机の上が明るいか暗いかをいう量で、光源そのもののまぶしさを表す量ではありません。
これに対して、まぶしさの正体は輝度(cd/m2)です。輝度は、ある方向から見た光源面や反射面の明るさで、目に飛び込む光の強さに直結します。不快グレアは、この輝度が周囲に比べて大きすぎることで起こります。
ザックリ言えば、グレア(まぶしさ)の評価は輝度で行い、照度では評価できないと押さえます。屋内照明器具の不快グレアはUGRという輝度ベースの指標で扱うことと結びつけると忘れにくくなります。
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不快グレアの評価に用いる物理量は照度と輝度のどちら?
輝度です。まぶしさは光源面の輝度の大きさで決まり、照度では評価できません。
PMVが考慮する6つの要素は?
気温・放射温度・相対湿度・気流速度の4つの温熱要素に、人体の代謝量と着衣量を加えた6要素です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月